最近ちょくちょく肩の関節痛でご来院される方がいらっしゃいます。
30代〜50代くらいにかけて男女関係なく訴える症状ですが、どれも四十肩や五十肩ではなく筋肉や関節の問題で出ている場合が多いです。
四十肩と五十肩は呼び方が違うだけで、肩関節周囲炎という病態としては同じになります。
簡単な見極め方として、腕の外転運動制限をみます。
横から腕を上げて耳まで届くかどうかです(^^)/
肩関節周囲炎の人は、進行すると腕が横に90°までの位置で痛みや可動制限が起こります。
最近来られた方たちは、皆さん外転制限は無く一定の肩の運動で痛みが出ている状態でした。
30代女性と40代男性は、ボールを投げるような動きでの痛み、50代女性は後ろに腕が回せないので、下着の着脱が出来ない状態でした。
どの方もそれぞれの身体の状態がありますが、共通して痛みの原因の一つとなっていたのが、肩甲下筋という筋肉で、肩のインナーマッスルの一つとなります。

分かりにくければ、グーグルで検索してみてください<(_ _)>
この筋肉の過緊張により上腕骨の骨頭に可動制限がかかってしまい肩関節の痛みとなっている状態。
ローテーターカフと呼ばれる肩のインナーマッスルは、本来あまり大きな力を発揮させる筋肉ではなく、肩関節の運動軸を安定させることが主な役割となります。
これらの筋肉が不具合を起こすと関節の運動軸の不安定により関節自体に負荷がかかったり、周りの筋肉に余計な働きをさせてしまうことで肩の痛みとなってしまいます。
調整により過緊張は緩めることは出来ますが、著しく筋力が低下している場合はトレーニングが有効となります。
小さな筋肉でトレーニングも少し専門的になるので、リハビリが必要な方は専門的な知識のある方にみてもらいましょう(^^)
これらの筋肉の不具合によって起こる痛みでも、医療機関などでは、四十肩などの診断で経過観察となってしまうこともあるようです(゜レ゜)
ほっといても良くなりません(+o+)
四十肩や五十肩と判別が難しい場合もありますが、肩の痛みでお困りの方は、ローテーターカフの問題があるのかもしれません。
気になる方は一度ご相談ください(^^)uprightchiro@yahoo.co.jp
高田馬場 整体・カイロプラクティック×加圧トレーニングUPright